MARCH杯優勝賞品3DSカバー製作記録(後編:本番)

お待たせしました。1日じらしてからの投稿になります、折り紙です。
前回に引き続きMARCH杯優勝賞品の3DSカバーの製作過程を紹介したいと思います。
前回書いたようにおおまかな流れは印刷して切り抜いてマスキングして塗るだけです。

ただ、絵が絵なもので。



……え、これ切り抜くん?(`・ω・´;)


130317-01 カメックスイラスト
130317-02 フシギバナイラスト
130317-03 リザードンイラスト



一匹だけ気合いが入っていますね。


……あるぇ?
どっかで見たことあるような……

130317-23 ポケカ黒リザ小



デザインの考案でも相談を重ねました。
130317-05 バナ黒背景130317-06 バナ白背景

こんな感じで実際に装着した場合にどう見えるかなども考慮しました。したつもりです。


カメックスの砲台が正円だったり影が多かったり、
フシギバナの手前の葉っぱの葉脈の先端が鋭すぎたり右後脚にかかる葉っぱが細かかったり、
リザードンに至ってはあらゆる爪と牙に加えて右翼の口と重なって見える部分に細い線が密集してて顔面蒼白になってたんですけど一つも修正されずに寄越されました


―こいつ、俺を殺す気だ と。


そんなこんなで2月末に簿記と合宿があったのでその間はすっかり忘れて、実際に作業(印刷・切り抜きを開始したのは3月2日のことになります。
ちなみに2月からY氏とTwitter上であれあれ言ってたのは全部これです。

3/2 夜にデータを受け取り印刷用に編集

130317-08 リザデザイン130317-07 バナデザイン130317-09 カメデザイン


裏側から塗装するので印刷する際は左右を反転させます。

3/3 フシギバナ印刷→切り抜き
画像の方で修正してくれなくて、めんどくさかったので修正されてない画像の通り切り抜きました。鋭い葉脈とか。やってみるもんですね。
当時のツイートその1
切るのには4時間くらいかかってます。

3/4 リザードン印刷→切り抜き
当時のツイートその2
当時のツイートその3

切るのに5時間、貼るのにも覚えてないけど1回分でも数時間かかりました。



最初はすべて2段階に分けるつもりだったんですが、2段階のつもりで切っててこれ無理だってなったので切りながら3段階分割にシフトしました。

3/5 カメックス印刷→切り抜き
当時のツイートその4
正円はまじで集中してやりました。渾身の一作です。
当時のツイートその5


切り抜いたマスキングシートはもれなく撮り忘れました。



3/6 フシギバナ①・リザードン①・カメックス①マスキング貼り付け→塗装

130317-10 バナマスク①
▲フシギバナ:マスキング第一段階
シールを貼って、足りない部分はルーズリーフを切って敷き詰めました。コクヨさんのルーズリーフなら厚みが信頼できます。


130317-11 塗装①
▲塗装が終わって乾燥させたもの
試作品での教訓から結構厚めに塗ります。

130317-12 リザ塗装①
▲リザードン:塗装第一段階終了

3/7 リザードン②・カメックス②マスキング→塗装、フシギバナ②マスキング
当時のツイートその6


130317-13 リザマスク②
▲リザードン:マスキング②完了


130317-14 カメマスク②-1130317-15 カメマスク②-2
▲カメックス:マスキング②作業中

マスキングシートは穴だらけの状態なので、ズレないように貼り付けるには細かく分割する必要があります。
画像をよく見てもらうと細い線状にマスキングシールを張り付けてあるところがあるかと思いますが、これは細かく分割した隙間を埋めるためのものです。この隙間は見えづらいので塗る直前に気付いて貼った箇所もありました。
逆に1回目に塗った金色が見えている部分があるのは、2段階のマスキングで隙間なく塗装するためです。

貼り付ける際にはまず最初にイラストの目の部分で位置を合わせました。
とりあえず目だけ綺麗にできてればほかが多少ズレていてもどうにかなるだろう、という感じです。逆に、目で失敗したらもう一回やり直すつもりでいました。

さてさて、右のカメックスの写真。右足のところに文字のようなものが見えると思います。
130317-24 TYsmall
これです。「それっぽさ」を追求した結果、「筆記体でサインを入れよう」ということになり、適当な筆記体フォントを探して絵師のイニシャルであるTYを投げ入れました。

サインが入っているだけで高級感が増すと思いませんか?



3/8
フシギバナ②塗装

マスキングの2段階の切り分けは目視で行ったため線がつながっていないところがあったり、切り抜きが細くてあまり塗料が乗っていない箇所があったため仕上げにもう1回塗装を追加しました。リザードンの③ももともと補助的役割で切り抜いた部分がすくなかったので仕上げの役割も合わせました。

マスキングシートは粘着力が強めなので貼るのには相当な時間を要しました。また、剥がす際もカッターの先端でめくりピンセットで剥がすという作業でした。粘着が強いため先端を爪で捲ろうとしたり、一気に剥がしたりすると糊が残ってしまうためです。
残った糊は一応セロテープを貼って剥がすことで除去できましたが、縁の部分は大変でした。
この日だけ作業が少ないように見えるのは剥がす作業を書いてないからです。

ちなみにこの日、MARCH杯当日である悠木碧イベントの当選通知が来ました。





3/9
カメックス仕上げ用マスキング切り抜き→貼り付け
リザードン③(仕上げ込み)マスキング
フシギバナ仕上げ用マスキング切り抜き→貼り付け
塗装


3/10 開封、水洗いして梱包して完成



みなさまお待たせしました。完成品の写真です。


130317-22 完成全景130317-19 カメ完成
130317-17 バナ完成130317-18 リザ完成







さてさて、3/8になぜ作業が少なかったのか。実はこんなことをしていたのです。

130317-20 日付マスキング

やっぱり、日付入れたいよね、ということで運営陣や絵師に内緒で追加しました
上の完成品画像は運営陣に報告したのですが、その時もこのことは秘密にしてあります。
たぶんこの記事がなかったら受け取った青学の方々しか気づかなかったんじゃないでしょうか。
目立たないようにしたかったので側面の5mm程度の幅に収めました。
もちろん0とか6はマスキングが島になってしまい、加えてこのサイズではまず無理なので、最初にデザインから考えました

意地でも日付入れたかったんです。自分がそういうの好きなんで。



130317-24 日付ドット

具体的にはドット絵でデジタル数字を打って、一番下の1列を消してその1ドット下に長い直線を入れた形になりました。
一直線ならマスキングシートをぴーっと切って隙間を開けて貼るだけでいいので。
非常に細かく、突発的な試みだったため満足のいく出来にはいかなかったのですが、ちゃんと数字が読めるので許容範囲かなと。この塗装はそれぞれの3回目に行いました。
ちなみにこの3回目の塗装の頃に用意していたスプレーが尽きました。ギリギリ。


130317-21 日付完成
▲撮り忘れてて当日渡した後に撮影。見づらくて申し訳ない


以上が製作記録になります。記事が非常に長くなってしまい申し訳ありません。
まだ書き足りないこともあるくらいですが、それだけ製作に力を注いだ作品なので、受け取った方々には是非とも大切に使っていただきたいと思っています
あと、交流会とかで是非とも見せびらかしてください。

まあなにより楽しく作業できたのでこのクオリティまで持って行けたのだと思っています。
ただこれ、長期休暇でないと単位が犠牲になると思います。


○製作スタッフ
イラスト:やしろ
他全部:折り紙
○スペシャルサンクス
試作品一部作業場所提供:えみりさん
作業用BGM:ポポン…ポン! ―メリバ / 悠木碧 他多数曲


Delibird_icon
最後までご覧いただきありがとうございました。ここまで1年の折り紙がお送りしました。
次回の更新はえみりさんによる新歓記事の後編になるみたいです。
引き続き宜しくお願いいたします。
#MPK技術部







……これ、来年も作るの?

MARCH杯優勝賞品3DSカバー製作記録(前篇:試作品編)

こんばんはの人はこんばんは。
こんにちはの人もこんばんは。
初めましての人は初めまして。MPKの折り紙です。
MARCH交流会参加者にわかるように自己紹介すると、悠木碧のイベントのためMARCH交流会は途中参加しゲンガーのTシャツ着て写真撮りまくってた人です。


3月16日に行われましたMARCH杯の優勝賞品の3DSLLカバーの製作に当たったので製作過程を紹介させていただきます。
書く前から分割したほうがいい気がしています。(結局分割した)


余談はここまで。
<画像はクリックで大きくなります>


1.プロジェクト始動
たぶん1月の終わりくらい。Y氏からの依頼。優勝賞品の製作を引き受ける。




――オリジナルの3DSカバーを作ろう





130316-01 初期デザイン

一番最初のデザインはこのイラストだった。これを3人分。殺す気かと。

試作品を作成し、運営陣に報告。近くの会議での投票で初代御三家のデザインに決定。
没案:白黒キュレムはかっこいいんだけど3つにわけると通常キュレムを入れないといけなくて一人だけデザインがえっ…ってかんじに





2.試作品の製作
運営陣への報告だけでなく、作業の勝手や、スプレーがカバーのプラスチックにしっかりついてくれるか(剥がれないか)を確かめる意味でも試作品の製作は重要となります。

この3DS(LL)カバーの製作過程を大雑把に説明すると以下のようになります。


Y氏が描く

マスキングシールに刷る

切り抜いて貼る

スプレー

☆完成☆


大雑把に描くとこんなに簡単です。誰でもできますね。


試作品ということで、切るのに時間がかからない簡単なデザインを、ということでMPK仕様のデザインを適当に作成。


130316-02 マスキングシート


デザインの基礎にかかった時間は20秒くらい。

左右反転してマスキングシートに印刷。
↓ちなみにこのマスキングシートを使用(頭にhを追加)
ttp://www.amazon.co.jp/dp/B00577949Y/ref=cm_sw_r_tw_dp_hEhrrb0GSBZ4T


ここでひとつ難問にぶち当たったのですが、「P」や「O」のように穴があるデザインは白い部分(マスキングする部分)が島になるのでマスキングが困難になります。
島になると面積が小さいのでシールの強度や粘着力に不安があり、またずれて文字の太さが変わる可能性があるためです。

これを解決するために、マスキング及び塗装を2段階に分けることにしました。

たとえばOなら、一回目で 「←この形に塗り、2回目で 」←この形に塗ることでマスキングシールが孤島になることを回避しました。
完全に島になっている部分の他にも狭い範囲に塗る部分が密集している部分もこのような方法を取りました。



130316-03 切り抜き130316-04 2段階マスキング

別々の部分を切り抜いたマスキングシートをそれぞれ用意します。


1枚目を貼って塗装、乾いてから丁寧に剥がして2枚目を貼り付けて塗装。





完成した試作品がこちら。


130316-05 試作品完成






試着。


130316-06 完成試作品試着

試作品は3DS(LLでない)で行いました。自分の3DSで試着できることと、LL用より若干費用が抑えられるため。


前篇では製作過程の大まかな流れをご覧いただきました。
後編では実際の賞品である初代御三家デザインのおおまかな製作過程に苦労話を交えながらご紹介いたします。ここまでご覧いただきありがとうございました。後編にご期待ください。


後編→ MARCH杯優勝賞品3DSカバー製作記録(後編:本番)
つかまえたかず
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